本当は誰もが経験したくない、入院、そして身内の入院。
でも、思いがけないことも起こるのが人生。
今回、私の母が入院をしたので、その時に必要だった諸々を健忘録としてまとめてメモしておきます。
予想外のことにも落ち着いて対応できるようにしておくのが大事です。
入院生活に必要だったもの、用意したもの
hana
入院時に「これはまずは必要」というものをまずはまとめていきますね
入院時の状況や容態によって変わってきます。
あくまで私の母が必要だったものをメモしておくので、何か参考になることがあれば幸いです
タオル(バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル)
バスタオルは、入浴の時だけでなくベッドにひいたり、枕の高さを合わせたりなど活用できます。
フェイスタオルは、顔や手を洗ったりする時に必要。
小さいハンドタオルはちょっとした汚れを拭く時などに便利です。
肌着関係(ババシャツ、パンツ、レッグウォーマー、羽織りもの)
病院では毎日お風呂に入れるわけではありませんが、「下着だけは毎日替えたい」という人もいると思います。
状況に合わせ、枚数を用意します。
また、特に秋冬はどうしても冷えがちなのでレッグウオーマーなど温めるものがあると便利です。
もちろん、季節に合わせ羽織るものも必要。
検査するために移動する時に、季節によっては寒かったりしますからね。
スリッパ(履きなれたものがベスト)
病室、院内を移動する時に必要です。
転ぶと危ないので履きなれているものスリッパがあればベストだと思います。
結構、汚れます。
ティッシュ(箱)/ウエットティッシュ
何はともあれ、ティッシュは必要です。
ポケットティッシュでも良いですが、やっぱり箱ティッシュが◎
ウエットティッシュもあると便利。
気休め程度でも『除菌』効果のあるものだとなんとなく安心ですね。
口腔ケア関係(歯ブラシ、歯磨き粉、糸ようじ、歯間ブラシ等、小さい鏡、コップ)
入れ歯を入れている人は、洗浄剤も必要。
ご自分で歯磨きができる容態であれば、入院中も口腔ケアはしっかりしましょう。
せっかく入院してカラダは良くなったのに、今度口腔内の病気になってしまったら本末転倒です。
さらなる健康を目指して、しっかりケアしましょう。
歯磨き中に鏡を見る人は、コンパクトミラーを用意しておくと便利です。
マグカップ(湯呑)
食事の前にお茶をくみに来てくれます(病院によるかも?)
母は「茶渋がついたマグカップは恥ずかしいからイヤ!」と駄々をこねたので、綺麗なマグカップを持っていきました。
入浴関係(シャンプー、石鹸、桶)
母が入院した病院は、シャンプーも石鹸も桶も用意はされていたようですが、一応用意しておきました。
使い慣れたものがありますしね。
石鹸は朝の洗顔にも使えるものが◎だと思います。
スキンケアアイテム(化粧水、クリームなど)
慣れないものを使って肌荒れしたりしても大変なので、普段使っているスキンケアアイテムを使うのが◎です。
私は母が普段愛用している化粧水とクリームを持っていきました。
体も乾燥するので、必要ならBODY用も用意しても良いかも。
入院生活にあった方が良いもの(絶対ではない)
hana
次は「無くてもいいけど・・・あった方が絶対いい」と思ったものをメモしておきます
飲み水
私も母も普段からお水は飲む方なので、入院中は毎日飲み水を持参していました。
病院からお茶は出ますし、自由に飲めるお茶の用意もあるのですが、やっぱり水が必要・・。
自販機はありますが、買っていたら費用もバカにならないのでね。
暇つぶし用(雑誌など)
人それぞれですが、入院中「暇だ」と感じる人も多いと思います。
暇つぶしのためにも、雑誌などその人にあった暇つぶしアイテムがあると良いですね。
髪を結わえるゴム
髪がある程度長くなると邪魔くさくなってしまうのが髪の毛。
ゆわるゴムを用意した方がベターです。
メモ帳とペン
常に付き添いの人が先生や看護師さんと話ができれば良いのですが、そうともいかないのが現実。(患者さんの容態にもよりますが)
患者本人が直接話すことも多いので、大事なことを忘れないようにメモできるアイテムを用意しておきましょう。
ジュースやお茶など(お見舞いに来てくれた方用)
入院中、色んな方がお見舞いに来てくれる人も居ると思います。
せっかく来てくれた方に何も出さないのは忍びない・・と感じる人は、ジュースやお茶を用意しておくと良いです。
特に母世代なんかは、私が「へんな気を使うな!」と怒りたくなるくらい、来てくださった方に気を使うんですよね。
大きいペットボトルなんかだと飲み切れない人もいるので、小さいサイズの缶やペットボトルがおすすめです。
爪切り
入院中も爪は伸びます。
特に急な入院の場合、入院の時点で爪が長くなっている場合もあるので必要なら爪切りも持っていきましょう。
造花(生花厳禁)
母が花が趣味なこともあり、母が自分でアレンジした造花をひとつだけ病室に飾りました。
それだけでもお部屋の雰囲気が変わって少し華やかになります。
どうしても入院中は気分が沈みがちなので、周りの迷惑にならない当人の好きなものを持ち込むのは良いことだと思います。
生花の持ち込みはどの病院でも禁止されていると思うので注意が必要です。
ヨガマット(番外編)
これは、完全に付き添いの人用なのですが・・・
入院中は入院している人はもちろんですが付き添いの人も疲弊してしまうもの。
家に居ても落ち着かないので、案外病室で入院している人の隣に居た方が安心できる場合もあります。
どうしても疲れた時に床で横になれるようにヨガマットがあると便利です。
ただし、これは個室じゃないと難しいかもしれません。
個別包装のチョコレート(番外編)
これは、母にリクエストされ持っていったものなのですが、個別包装された一口チョコレートってありますよね。
それを数個、看護師さんやお掃除をしに来てくださる方々にお渡ししていたそうです。
患者から何かもらっちゃいけないルールがある病院もあるので、これはケースバイケースですけどね。
ただ、私も以前医療機関で働いていましたが、体もメンタルもすり減っていた時に患者さんからもらった甘いチョコレートの嬉しかったこと・・。
実際に、母がチョコレートを差し上げた方々も母曰く「喜んでくれてた」そうです。
退院時に必要だったもの
hana
退院の日に必要だったものをメモしていきます
さて、お待ちかねの退院の日。
お金(入院費用の支払い)
入院費用は、退院時に会計でお支払いしました。
なかなかのお値段になりますので、病院に設置されていたATMでお金を下ろし工面。
後日の支払いでも良い、と言われたそうですが、うちはその日に支払ってスッキリ帰宅しました。
洋服(退院時に着るもの)
退院する時はもちろん洋服を着て帰るので、洋服が必要です。
女性で帰る時は「メイクもしたい」という場合は、簡単なメイクセットがあってもいいかもしれませんね。
お礼の品
これはですね、退院する時にナースステーションの皆さんにお渡しする菓子折りです。
そういうのは一切受け取らないと厳密に決められているならNGですが、そうでないのなら感謝の気持ちを伝えるためにお渡ししてよいかも、と思います。
実際に、母以外にも退院される方がナースステーションにお菓子を置いて帰られていました。
うちは一口で食べられるようなクッキーが一つ一つ個別包装された詰め合わせをお渡ししました。
ただ、ご迷惑になるかもしれないので、これは個人の判断でお願いします。
【付き添い・見舞い用】マスクは絶対必要です
これは付き添いの家族や見舞いに行く人が必要なものです。
季節に関係なくマスクはした方が良いですが、特にインフルエンザなどが流行っている時期は絶対に必要です。
今はコロナもあるので、もはやすでに義務ですね。。
病院でも売店や自販機で購入することができると思いますが、自分で持っていく方が◎です。
hana
私たちが必要だったのは以上です
ご紹介したのはあくまで『私たちが必要だったもの』です。
今では、タオルなど必要なものは定額制で病院が用意してくれるような便利なシステムもあります。
状況により全然変わると思うので、何か少しでも参考になっていれば嬉しいです。