眠っているときに、呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群。
以前から、母のそれらしき症状が気になっていたため、この度!半強制的に検査を受けさせてみました。(本人がなかなか検査を受ける踏ん切りがつかなかったので)
検査を受ける前に、どこの医療機関で受ければよいのか、どこのクリニックがおすすめなのか、調べに調べた結果、新発田市にある富田耳鼻科クリニックさんに決めました。
そんなプロセスも含め、体験談をまとめてみましたので、新潟で無呼吸症候群の検査を受けたいけど、迷ってる……という方は、ぜひ読んでみてください。
新潟県新発田市『富田耳鼻科クリニック』で睡眠時無呼吸症候群の検査を受けてみた
母に検査をすすめたのは数年前。もちろん一緒に就寝はしていませんが、ふとしたきっかけで、眠ってる時に完全に息をしていないことがあることに気づきました。
これ、けっこう恐怖なんです……。鼻に手をかざしても無風。胸の動きを見ても、不動。
怖いの!!
コワさもあるのか検査に躊躇していた母ですが、さすがに観念したのか今回検査に至りました。
受けたのがコチラの富田耳鼻科クリニック。
自宅から少し遠いのですが、医療機関はある程度の距離であれば多少遠くても、“良いところ”に行くべきと考えているので、あまり迷いはありませんでした。
富田耳鼻科クリニックに決めた理由
一言で言えば、YouTubeが決め手。
院長の富田先生は、YouTubeで情報を発信されています。
ある日、何かの症状を検索した時に、出てきたのが、こちらのチャンネルでした。
第一印象は
「へーー!!新潟でもこんか積極的にしっかりYouTubeをやってる先生がいるんだー!」
ってこと。
新潟って、そんな多くなくないです?都会と違って。
しかも、きっと専門のコンサルさんが裏にいるはず……と思うくらいに、しっかりとしたチャンネル作り。(もし全部ご自身でやってたらごめんなさいだけど 汗)
動画での院長先生の雰囲気にとても好感が持てたので、すぐにチャンネル登録をしました。
そして、この度、診察へ。
だって、こんなにしっかりYouTube発信を続けているうえに、こんなに良い雰囲気を醸し出しているのに、実際に行ったら、全然ちがうじゃん!!!なんていうことになりかねないリスクは犯さないだろう……という、期待を元に(笑)
結果、この予想は当たっていました。クリニック選び、わたし、成功しました(笑)
富田耳鼻科での無呼吸症候群検査の流れ
まずはホームページから予約しました。(ホームページは⇒コチラから)
前日、当日の予約が出来ます。初診でも予約できるのはありがたい。
予約のついでに、問診票の入力もネットで記入ができます。
母をはじめ、問診票の記入を苦に感じる高齢の方もいらっしゃると思うので、代わりに娘のわたしが入力できたことに、母も安心した様子でした。
もちろん、予約なしでも診察は受けられます。
初診当日
この日は、比較的空いていたこともあり早めに診察へ。
耳や喉の検査をした結果は、特に無呼吸になる要因はないものの、気道が若干狭いという旨の説明を受けたそうです。
肥満もその要素になるようですが、母はまったくその傾向はありません。
そのうえで、就寝時に検査をすることに。
検査機器は、初診当日に渡してもらえたので、二度手間にならず助かりました。
自宅にて検査の夜
機器の装着は、説明書通りやれば何も問題はありません。
ただ、ひとりで行うのは、ちょっと難しいかもな……とは、感じましたけどね。
要は、指のパルスオキシメーターと鼻のチューブが外れないように、しっかり固定することが大事。テープを何ヶ所か貼っていくので、ひとりだと少し手間取るかも。
使用するテープも同梱してあるので、自分で何かを用意する必要はありません。
検査の日は眠れる?
鼻にチューブ、指にパルスオキシメーター。
これで眠れるの?って思うじゃないですか??
「全然眠れなかった!」
そうです(笑)
それほど眠れず、1晩明け、翌日検査機器を耳鼻科に返却しにいきました。
検査結果がわかるのは、1週間後!
予約をとって、帰宅しました。
結果は?呼吸は止まってた?
そして待望の検査結果発表ーーー!!!(浜ちゃん風)
見事!
すんごい呼吸が止まってた!!
え?あんなに眠れなかったって言ってたのに?!睡眠時間が短かい中でどんだけ止まってたん???!!!って、さすがに驚きましたよ……。
重症度で言うと、中程度だったそうです。
しっかり眠れてたら、さらに止まってたってことだと思うと……ほんと恐怖!!
特別、無呼吸の要素がなくても止まるもんは止まるんですね。
早速、毎晩CPAPを装着することになりました。
CPAPをしなければ、心筋梗塞など起こし最悪のケースもある、との説明もあったようです。
何度もいうけど、無自覚の無呼吸はほんとにコワイヨ。。
CPAPを装着するまでの流れ
CPAP装着を決めた翌日、機材をレンタルする会社の担当者から、自宅に電話があり段取りを組んでいきます。
その電話で、自宅にCPAPを持って取り扱いの説明をしてくれる日にちを決めます。
出来るだけ近い日にちで設定。母は電話の翌日に来てもらうことになりました。
担当の方からくわしい説明を受ける
電話の翌日、アポ通りに担当の方が機械とともに我が家にやってきました。
とてもくわしい説明を受け、実際に装着し、機械から出てくる風の体感もさせてもらいました。
ちなみに母が使うのはコチラの機器。コチラ≫公式HPへ
使用して数日後、担当の方から電話があり、再度、フォローしてもらえます。
月1回の診察が必須
CPAPを使用している間は、月1回の診察が義務付けられています。
うまく使用できているのか、しっかり機能しているか、粘膜に傷がついていないかなどをチェックするそうです。
肝心の費用は、3割負担で1か月につき約5000円。診察のときに支払います。
この中に機械のレンタル料金やアフターフォローの費用が全部含まれているそうです。直接、レンタルしている企業さんにお金を支払うことは一切ありません。
わたし、改めて日本の保険診療の手厚さというか……、素晴らしさになぜか泣きそうになりました(笑)
ちなみにCPAPはあくまで対処療法なので、基本的にずっと使う必要があります。その間は、月1の診察に通い続けることになります。
富田耳鼻科クリニックのクチコミ
以前、別の耳鼻科でとても嫌な思いをし、顔色を変え帰宅したことがあるうちの母。そういう経験もあり、耳鼻科から足が遠のいていたんです。
で、今回、初診の診察後、とても高揚した顔で帰って来ました。
「とてもよかったー!先生もみんなも優しいし、話しやすいし、よかった!!」と、喜んでいた母。
選んだわたしも一安心。ひとつ肩の荷がおりました。
睡眠時無呼吸症候群は耳鼻科か呼吸器内科へ
医院選びをしているときに、内科も視野に入れ、探しました。
病院嫌いなわたしが診察を受けて感動したほど、すばらしい内科があるんです。そこは呼吸器内科はやっていないのですが、一応、電話で問い合わせはしてみました。
でも、残念ながら無呼吸症候群の検査は行っていない、との返答。
富田耳鼻科さんの前に、以前母が行ったことのある耳鼻科にも問い合わせしてみましたが(嫌な思いをした耳鼻科とは別)「行っていない」とのことでした。
耳鼻科であっても、検査は対応していな医院もあるようなので、前もって問い合わせしてみるのが安全かもしれません。
【さいごに】
CPAPはネットを通じて、クリニックと常につながっています。
なので、どれだけ治療の効果がでているのか、装着をサボっていないのか、などがすぐにわかるそうです。
すごい監視されている感(笑)
でも!これで呼吸をしていない状態が改善されるのであれば、背に腹は代えられない、ということかな。
潜在的には相当な数の人が睡眠時無呼吸症候群ではないか?と言われているそうです。気になっている方は、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。